●〇君と隣〇●

「断る!」


断れるくらいなら最初から死なないわよ。


なんて言えるはずもなく、その後由紀に連絡し、迎えに来てもらうまでの2時間半、ずっと聖の必死な妄想話に付き合っていた。








そんな阿呆な彼が愛しくなり、遊園地を出る頃、私たちは正式に付き合うようになった。



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