7歳の殺人鬼



「一人で大丈夫?それに…」


みんな2人が付き合ってたことは知っている。



「近いし…もうそういうのないから!」



明るく言っているつもりでも、心は笑ってない。




「そか…。気をつけてね!」




智季はぐだぐだになって椅子に腰掛けている。





「うん!ありがと。智季行くよ」



「おぉ…」




まだ紗耶は智季がすきだった。


きっとそれもみんな知って、気を使ってついてこないのだろう。




優しいな…。
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