7歳の殺人鬼



『ここだよ』



「雅樹…」




立ち止まった先には
子供のままの雅樹がいた。




久しぶりにみた雅樹

驚きなんかしない



ただただ涙が自然に溢れてくるばかり




『泣かないでよ…』




雅樹があたしに触れようとしたが
一度死んだから
すけてふれられない



「会いたかったよ…」




『僕も…』




雅樹は死んだ年齢のまま、
まだ子供だ


雅樹が生きてたら、中学生だったのかな……。
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