7歳の殺人鬼




「村田のこと…知ってたんだね」




『うん…』


村田がいなくなったことは嬉しい


すると雅樹はなぜかあたしとの距離を遠ざけていった




『今までありがとう。本当にお姉ちゃんがすきだった。お母さんに殺されたけど、決してお母さんを憎んだりしないでね。お母さんもつらかったんだよ』




雅樹…



涙が頬を通るのがわかった。






「わかった」
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