この涙が君への思い
プルルルル…ガチャ
『……もしもし?』
なんコール鳴ったか分かんないけど、とりあえず誰かが出てくれた。
そう、谷島くんじゃない誰かが。
「私、谷島くんとお友達の…」
『もしかして、安土さんかしら!?』
この高い声は…
お母さんかな?
でも、なんで私のこと…
『智ね、安土さんと会ってからよく笑うようになったの。いつも安土さん安土さんって、うるさかったんだから』
おぉ…なんとゆう…。
なんか恥ずかしいです。