恋の公式
Story1
過去
『はい、鈴木さん答えて』
「わっかりませーん」
『じゃあ、谷口さん分かりますか?』
『はい、√3です』
『正解』
きーんこーんかーんこーん…
授業の終わりのチャイムが鳴る。
それと同時に心友の咲が来る。
『はるちんまた当てられてたね!』
「もうほんっと最悪!」
『数学と何か縁あるんじゃない?』
咲がにやけながらあたしに尋ねる。
「ないない!帰ろー」
『はいはい!』
あたしの名前は鈴木陽菜-スズキハルナ-
現在中3の夏。といっても夏休み終わったのだ。
夏休みは、メイクしたり髪染めたりでやりたい放題。
勉強なんてもってのほか。
「わっかりませーん」
『じゃあ、谷口さん分かりますか?』
『はい、√3です』
『正解』
きーんこーんかーんこーん…
授業の終わりのチャイムが鳴る。
それと同時に心友の咲が来る。
『はるちんまた当てられてたね!』
「もうほんっと最悪!」
『数学と何か縁あるんじゃない?』
咲がにやけながらあたしに尋ねる。
「ないない!帰ろー」
『はいはい!』
あたしの名前は鈴木陽菜-スズキハルナ-
現在中3の夏。といっても夏休み終わったのだ。
夏休みは、メイクしたり髪染めたりでやりたい放題。
勉強なんてもってのほか。