わたしのお馬鹿な妹は恋におちたようです
「いってきまーす」
 いつものごとく、それをスルーして学校へ向かいます。ほんとは一緒に行きなさいって言われてるんだけど、すべて無視です。
 だって、朝から嫌な思いしながら学校行きたくないでしょ?あんなのと行くくらいなら速攻で転校します。
「おはよー、ありさー」
 相変わらず凄く棒読み・・・
 この子はわたしの大親友、鷹無 ユウ【タカナシ ユウ】。もう幼稚園のころからの
付き合いになります。
 だけど、まったくこの子変わりません。幼稚園のころからショートカットで発する言葉全てが棒読み。学芸会の時はある意味すんごく注目あびていましたね。
「おはよー」
 そんな親友に抱きついて、
「やめろこのレズビアン。」
「ゴフッ・・・相変わらず痛い・・・」
 腹に一発貰うもらうのが朝の日課(!?)です。一応言っときますがレズビアンでは
ありませんよ?一応男の人が恋愛対象です。
「てかお前ほんと懲りないよな。」
「もう、この体は貴方に殴られなければやっていけません。」
「変態か」
 ゴンッ
「いったー・・・また殴った!!このサディスト!鬼畜!鬼畜生!!」
「うるせーなぁ」
 ぎゃいぎゃいやっているうちに教室到着です。
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