アイドルになりました。

私はまた会場へ向かう。
理由は合格したからだ。
こんな奇跡、ありえない!

会場について待合室へ。
クラスのみんなには何も言っていない。
もちろん、親友の亜美にも。

そして、ダンス審査が始まった。
私のポジションは何と一番前!
プロデューサーの目の前だった。
でも初めてのダンスは
とても楽しくて、自分らしく踊れていたはずだ。

そして最後にどんなアイドルになりたいかを
発表する…。
唯乃の番になった。

「ふぅ…。
 私は、地味でもなく
 派手でもなく
 普通の人間だと
 いつも色んな人に
 言われてきました!
 なので、今回は
 普通の人ではなく
 アイドル界の一番を目指す。
 そう決めました!
 受かったら、アイドルに
 人生をささげて行きたいと思っています!」

言い切った。
最後はオーバーすぎたかも知れない。
後は結果発表…
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