アイドルになりました。

「そうだ、そのもしかしてだ。
 木本 唯乃の部屋だ。」

「…嘘。」

唯乃がちょうど帰ってきた。

「何で私だけ…」

唯乃は落ち込んでいた。
この時は花音もかける言葉がなかった。

「大丈夫、逮捕されたから。」

マネージャーが落ち着かせるように唯乃に言った。
この事件はあっけなく終わったが、唯乃の傷は消えない。
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