何度でも


下駄箱をゆっくりあける
紙にはこう書いてある

『F』

『よかった…』

要と一緒のクラスだ
本当にホッとした

俺は廊下をFのある端まで
ゆっくり歩いて行く
基本的に急ぐことがあまり
俺は好きじゃない

俺はこのFクラスで出会うんだ

一生愛すると誓うあなたに。


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