空の上の上
おばあちゃんはもういない。
でも、ひとつ。
ひとつだけ、確かなことがある。
―いつまでも、お前たちを見守ってるからね。
おばあちゃんは言ってた。
―お空の上の上から見守ってる。
おばあちゃんは言ったんだ。
―大好きな…孫たち。
わたしは信じてる。
おばあちゃんがいつもわたしたちを見守ってる、ってことを。
わたしは信じてる。
おばあちゃんはわたしたちを守ってくれてる、ってことを。
―ありがとう。大好きな、おばあちゃん。
今日も
空の上の上にお礼。
〈fin〉