おんりー☆らう゛


聖の家に着き、急いでドアを開ける。


―――――ガチャ


ダッ…!!!



聖は家に入り、部屋中を駆け回った。


…奈々がいてくれるような気がして…。


ガチャ!!!…ガチャ!!!






「――――そりゃそうか…」





奈々の部屋にも、聖の部屋にも…どこにも奈々の姿はなかった。


聖は荷物をおろして、ソファーに座った。



いつもなら…奈々と一緒にじゃれ合って座っているソファー。

でも今は…隣に奈々はいない…。







♪~♪~♪~


その時、聖の携帯が鳴った。



ガバッ!!!



「―――――奈々か!?」






聖は急いで携帯を開けた。


来ていたのは…メール。



相手は…裕毅からだった。





「―――んだよ!ちくしょー!!!」




聖は携帯を投げつけそうになったが―――――


急に嫌な予感がして…メールを開けた。


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