おんりー☆らう゛
「俺…勝手なことばっか言ってごめん…。でも、奈々は俺のこと嫌いでも…俺は一生奈々のこと好きだから!!!」
「―――――ッ」
「片想いだとしても…俺は諦めねぇ。奈々が好きだから!!マジで…好きなんだよっ」
「―――聖…聞いて…?」
今度は奈々が、聖の目を見て話す。
「あたしもさっき言ってたの…嘘じゃないよ…?」
「―――え…」
「あたしも…聖のこと大好きだからね…?聖だけじゃないよ…あたしも…あたしも聖が好きなのっ…」
奈々はポロポロ涙を零しながら、聖の目を見て答えた。
「―――奈々っ…」
「聖…もう一度…やり直してくれる…?」
「…ばかっ。それはこっちのセリフだ!」
「…あたしは…ずっと聖と一緒にいたい」
「俺もだよ…奈々…」
聖は奈々を抱きしめ、押し倒した。
そして、2人は絡みつくような熱く長いキスを何度も何度も交わした。
お互いの愛を確かめるように…愛してるって…言葉に出さなくても…キスで伝えるように…