おんりー☆らう゛
「やっぱここかぁ・・・」
目の前の光景に、開いた口が塞がらない奈々。
「ざ・・・慚・・・なんで・・・」
「ダチに聞いたんだよー・・・池谷の家w」
「―――帰って!!!」
「おぅおぅ。えれぇヒドイ扱いだなぁー?」
「もぅ・・・あたしに構わないでよ!!!もう慚とは一緒にいたくない!あたしは聖と・・・」
「・・・・・・・・・」
慚が奈々を睨む。
いつものその目に、奈々はまた体を震わせる。
そして慚が奈々の胸倉を掴む。
「本気で俺から逃げられるとでも思ったか・・・?」
「や・・・離して・・・!!!」
「そーいや・・・あん時公園でお前・・・俺を押したよなぁ・・・?」
「や・・・」
「あん時の仕返し・・・まだしてねーな・・・(笑)」
慚はかすかに笑って、奈々ごと部屋に入ろうとした。
「やだ!!!あんたなんか入って来ないで!!!」
奈々は必死でドアを閉めようとしたが・・・慚の力には叶わない。
「うっせぇ!!!」
慚は強引に奈々を連れて部屋に入る。
そして奈々をソファーに押し倒した。
「さぁーて・・・なにしてやろっかぁ・・・」
ニヤニヤと笑いながら、慚が奈々の上に乗る。
「やだぁ!!!助けて!!!」