おんりー☆らう゛


「奈々ー俺の香水知らねー?」

「洗面所にあったでしょー?」





家の中をクルクル回りながら聞いてくる聖に、洗い物をしながら答える。


…なんか、新婚さんみたいじゃないっ?w


ネクタイどこー?
…みたいなさっwきゃはw





「んー…あったぁ!サンキュw」





洗い物も終わって、奈々も準備を再開する。


化粧はしたし、あとは……あ!






「ねぇ!あたしのピアス知らない?」

「ここにあんぞー?」

「ほんとー?w」





ここってことは…洗面所か!


タッタッタッ…




「あ!ほんとだぁーw」





奈々が鏡の前に立つ。

すると、鏡越しに聖が笑っているのが見えた。





「おめぇーちっちぇなぁ」

「…ほ…ほっといてよ//」

「ちっちぇほーが可愛いーと思うぜw」





ぽんっ、とあたしの頭に手を乗せる聖。


まーたそんなことゆうでしょ?//

照れるって言ってるのに〜





「でも小さいと不便だよ?背伸びしなきゃいけないし…」

「あ−…昨日とか?」





ニヤッと笑う聖。


昨日って、あのしゃがんでもらってちゅーしたこと…だよね(笑)





「…そーですよッ//」

「こんなんもできねぇーしなw」





聖が後ろから奈々の首に両手を回し、包むように抱き抱える。


む…
普段は絶対できないけど…






「聖がしゃがんでる時にしてやるっ」

「おー。楽しみにしてるぜw」





聖がそう言って、奈々の顔を上に向かせ、そのままキスしようとしたとき…
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