おんりー☆らう゛
学校について、教室に入ると、3人の男が、4人を見て笑顔になる。
「お、来た来た」
「おっすw」
「おっせーぞ?おめぇら!」
この3人は、1学期のときに仲良くなったクラスメイト。
クールで、1番背が高くて、大人な雰囲気の黒髪少年が、智。
背は170センチくらいで、やんちゃでムードメーカー的な茶髪少年が、亮。
同じく170センチくらいで、明るくスポーツ万能の茶髪少年が、魁斗。
学校では、この3人とも一緒に行動している。
「わりー!こいつが遅くってよ〜」
「俺かよっ(笑)」
裕毅に言い返しながら、カバンを机に置く聖。
「相変わらずだなぁー(笑)」と、亮が笑う。
「違うのは…あの2人がいないってことだけか。」
魁斗が呟いた。
みんなも、連絡がきて、真美たちのことは知ってるみたいだった。
やっぱりこの教室に2人がいないのは寂しい…けど…
「また会いに行こうね!皆でw」
奈々の言葉に、皆が微笑んだ。
そして、裕毅が聖を見る。
「ま。変わったのは…聖も成長したよなぁ(笑)」
「成長?」
智が不思議そうな顔をする。
聖は「う…」と言って、目をそらした。
「なんだよ〜教えろよー!」
「皆席つけー!」
亮が裕毅を急かしたときに、先生が来てしまった。
後で話してやるよw
と言って、裕毅も席につき、みんなも一旦自分の席へと帰っていった