おんりー☆らう゛
「そーだ!知ってっか?明日夏祭りがあんだぜ!」
お昼ご飯を皆で食べながら、亮が言った言葉に、真っ先に奈々が反応する。
「うそ!ほんと!?」
「あれ?知らねーの?花火大会もあんだぜーw」
「そーなんだぁww」
奈々が目をキラキラ輝かせる。
お祭りとか…
え!行きたい!!
そーゆー楽しいの大好きなんだけどっ!w
「屋台もでんのか?w」
「でるでる(笑)」
裕毅まで楽しそうにしていて、智が笑いながら頷く。
もちろん聖も、あの笑顔は…行く気だww
「っしゃ。ぜってぇ行こーぜ!なw」
聖が、こっちを見てニカッと笑ってくれた。
嬉しくて、いっぱいの笑顔で返す。
「うんッ♪」
…あ。
お祭りといえば、あれだよね!
…いーこと考えたっww
放課後、4人で帰りながら、そっと美奈の隣に寄る。
「ねぇ美奈w」
「ん?」
「明日ね…」
あのね…と、奈々が美奈に耳打ちする。
話が終わると、美奈も楽しそうに笑って頷いてくれた。