おんりー☆らう゛
「あははッw…あ〜綿菓子〜w」
「ほしい?」
「ほしーw」
「おっさん、1個くれ!」
聖は、すぐに注文してくれた。
「あいよ〜」と言って、おじさんが綿菓子を作ってくれる。
「おじさん!おっきいのちょうだい!」
「任しとけぇーお嬢ちゃん可愛いからサービスな!」
そう言って、おじさんは割り箸から落ちてしまいそうなほどの大きな綿菓子を作ってくれた。
奈々は満面の笑みでそれを受けとる。
「わぁーwおっきぃー!!!ありがと〜おじさんw」
「まいどあり〜w」
大きな綿菓子をかじって、また、嬉しそうに笑う奈々。
「甘ぁーぃww」
「美味いか?」
「美味しいよーw」
聖と分けあって食べていると、今度はたこ焼きの匂いが漂ってきた。
「おwたこ焼きーw」
「食べる食べるッ!」
「綿菓子食ってからにしろよ(笑)」
はしゃぐ子供のような奈々に、力が抜けるように笑う聖。
奈々は持っていた綿菓子を聖に手渡す。
「聖食べてていいよーw持ってて!買って来る!」
「お、サンキュ」
聖が奈々に財布を渡すと、奈々は笑顔でたこ焼き屋さんへ走っていった。