おんりー☆らう゛
♪♪〜♪♪♪
「ん…電話?」
っっあ…あいつじゃん!!
聖が、通話ボタンを押す。
「――もしもし?」
「…おお。」
で…電話って、なんか緊張すんなあ…
お…俺だけかっ??
「ごめんね。急に電話して…どうしても言いたい事があって…」
「…何?」
奈々は1つ深呼吸をして、話始めた。
「あたし…聖の力になりたい。あたしはずっと聖の味方だよ!あたしは他の人みたいに、聖を見捨てない。だからさ…なんでも話してね!」
「……//」
電話越しに、聞いて照れる聖と、言って照れる奈々。
こいつ…
いきなり電話してきたと思ったらそんなこと…
…やっべ
今、俺…ちょー笑顔??
そして、フッと笑って、聖も話始める。
「…サンキュ。…俺さぁ、正直お前にしか自分のこと話したことねーんだ。なんでだろなあ…お前には話せんだよなー…」
「///!!!そ…そぅなの!?」
「…//」
また、お互いが電話越しに照れ合う。
…なにやってんだ、俺ら(笑)
「あ…ありがとッ//」
「お・・・おお。」
「じゃー…また明日!」
「おー…じゃあな。」
ピッ…
「やっばー!!!//」
「やっべー!!!//」
電話を切って、お互いに心臓が破裂しそうで顔が熱い。
そして、お互いに思う。
「やっぱ…好きなのかな…」
「やっぱ…好きなのか…?俺…」
そして次の日…まさかあんなことが起こるとは思いもしなかった…。