おんりー☆らう゛
バンッ…
「池谷!!!」
「…?」
聖は気が向くまで屋上で寝てから授業に出ると昨日知ったため、龍雅はここへ走ってきたのだ。
こいつは…たしか、あいつの友達の…
なんだ?血相変えて…
「池谷!!!たいへんなんだ!奈々が!!!」
「!?」
聖は龍雅から話を聞いて、拳を握りしめた。
あいつが…昔俺が絡んだ奴らに連れてかれた…?
俺のせいだ…俺の……
聖はいても立ってもいられなかった。
「…おい!お前らはここにいろ!!!」
「おい…!一人じゃ…」
「俺が負けるかよ!!!どこ行きやがった!?」
「それはわかんない…でも…お願い!奈々を助けて!!!」
「ああ…わかってる。」
当たり前だ…
ぜってえあいつを助ける。
何かしやがったら…
ぶっ殺してやる!!!