おんりー☆らう゛
「やっぱり〜!奈々だ!久しぶり♪」
「オスw久しぶりだな♪」
美奈と裕毅が、笑顔で近寄ってくる。
「久しぶり!てかなんでここにいるの?!」
「あれ?知らない?あたし達、明日から奈々の高校に転校してくるの♪」
「え!!!美奈達だったの?!」
「そーだぜ?てか…こっちの人誰?」
裕毅が、チラッと聖を見る。
聖はずっと黙っていた。
「あ!紹介するね♪彼氏の…聖w」
「…どーも」
愛想なさげに、ペコッと頭を下げる聖。
裕毅はびっくりした顔をする。
「えー!お前いつのまに彼氏できたんだよ!!!」
「やっと奈々も大人になったか♪」
「大人って!(笑)あのね、聖。この2人も中学の友達なの!」
「へぇ〜」
…?聖?
「あッ…裕毅!そろそろいかないと!!!」
「そだなwじゃーな!お2人さん♪また明日学校で!」
「うん!バイバイ!」
美奈と裕毅を見送る奈々。
聖はまた黙って去って行く2人を見つめていた。
「………」
「聖!次どこ行く?!」
「…ん?ああ。じゃー公園でも行こうぜ!」
「うん!」