おんりー☆らう゛
…コンコン。
聖の部屋のドアが叩かれた。
「はーい?」
カチャ…
聖がドアを開けると、奈々が立っていた。
「…どーした?」
「あのね…寒いから…一緒に寝ていい?///」
「!!!???///」
ほんとは寒くなんてなかったけど…(笑)
なんか今日は…聖といたくて…
「…ダメ?」
奈々は上目づかいで聖を見る。
聖は、うぐっ//とその表情にやられ、ドアを開いた。
「そっ…そんなわけねーじゃん!…来いよ」
聖がベットに入る。
そして奈々が傍に立つ。
「いい?」
「どーぞ」
「お邪魔しまーす…」
聖が開けてくれた布団にゆっくり入る奈々。
聖が、奈々の頬に触れる。
「…お前、頬っぺた冷てぇな…体も冷えてんじゃね?」
「聖こそ…上半身裸で…寒くないの?」
聖は、奈々の体に手を伸ばした。
ぎゅっ…
「こーしてたら…あったけぇし」
「うん…あったかいね」
抱きしめられて、聖の鎖骨に顔を押し付ける…たくましくて…なんかかっこよくて…
「聖の鎖骨…なんかかっこいいw」
「ああっ!?//エロいな…お前(笑)…お前の肌も綺麗だな…」
そう言って、奈々の頬から首元を撫でる聖。
「こっ…聖だってエロいじゃん///」
「ダメ…もう限界…」
「えっ…」
聖は、奈々の髪に顔を埋めながら、小さく囁くように言う。
「奈々…ダメ?」
「…ダメなわけないじゃん…///」
そう言った途端、聖は奈々にキスをしてきた。
そのままその日は、初めて2人の時間を過ごした。
気づけば、朝になっていた。