おんりー☆らう゛
駅について、美奈と裕毅と合流する。
「来た来たw」
「はよーw」
「おはよッ!!!」
「セーフww」
そして4人で改札口へ向かう。
奈々がウキウキしながら、美奈の隣に並んだ。
「ねぇーねぇー!何に乗るの?」
「新幹線だよ!」
「新幹線!?わーw初めて!!」
それを聞いて、聖と裕毅が不思議そうに話に入る。
「マジでぇー??」
「お前あんま乗り物乗らねーんだな」
「だって怖いじゃん」
ほかの3人が、「へ?」と声を出す。
「事故とか…怖い人が乗ってたりとか…」
裕毅がぷっと吹き出す。
「なんじゃそりゃ(笑)」
「だからあんまり乗らないの?」
「そーだよ??」
「くッ…可愛ーなぁ(笑)」
クスクス笑いながら、奈々の頭にポンッと手を乗せる聖を、奈々は下から睨み付ける。
「あー!またバカにするー!」
「してねぇって!!!」
「ほら!早く行くよ!」
「もう来んぞ!」
「はーいw」
美奈と裕毅に呼ばれ、楽しそうに走って行く奈々を見て、また聖は笑うのだった。