おんりー☆らう゛
海について、その綺麗な海で奈々のテンションも上がる。
「うわー!綺麗な海!!!」
「うん!沖縄の海ぐらい綺麗!!!」
「さっそく泳ごうぜ!!!」
「ひゃっほー♪」
「あ!待ってよ聖ー!!」
走っていく聖を追いかけて、奈々も走る。
そして2人がバシャバシャ海に走って入っていく。
「ガキだなー(笑)」
「ほんっと(笑)」
「まぁー今日は俺らもガキになっかw」
「今日だけね!」
いつも大人な裕毅と美奈も、海へと走っていく。
4人は休憩も入れながら、夕方頃まで海ではしゃいでいた。
夕方になって、5・6時間遊んで疲れた4人は、ホテルに戻ってそれぞれの部屋のお風呂に入った。
そして、綺麗な夜景が見えるレストランで食事をして、またそれぞれ部屋に別れる。
「ご飯、おいしかったねーw」
「ああ!肉もいっぱいあったしなw」
「聖、お肉ばっか食べてたよね~」
「お前もケーキばっか食ってたじゃん!!」
そんな言い合いをして、奈々は笑いながらカバンの中からお手入れセットを取りだし、鏡の前で肌の手入れをする。
少し沈黙があったあと、聖がベットに寝転びながら奈々に話しかける。
「…なぁ、奈々」
「なにー?」
奈々も鏡から顔を離さずに答える。
また、沈黙があって、聖が静かに話しだした。
「あいつとは…小田切とはちゃんと切れたよなぁ?」
「……え?」