ダサい恋人
「歩さん仕事帰って来るのか?」
「……ん……わかんない…」
わかんないって……
「じゃあどうするんだよ?」
「んー………。」
ヤバイ……可愛い…。
ちゅ……
俺は思わず千歳の頬にキスをした。
「!!!!!!」
またイチイチ反応する所が可愛い
まぁ、こんな状況で可愛いと感じる俺が奇妙に感じるけれど
マジで両想いだと思うとニヤける……。
だってさっきまでかなり焦ってたのに…
今でも信じられない。
ガラッ
ドアから出てきた先生。
「あのねー、お兄さん今忙しいんだって。」
やっぱりか……
「そのお兄さんから伝言なんだけど、三野君に看病を頼む。って言われたわよ。」
「はっ?俺が……?」