ダサい恋人
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「う………ん……」
はぁ……目が重たい……
瞼を開くと視界がぼやけて何も見えない。
「あ、起きた。」
焦点が合ったとたんに勝美の笑顔があった。
「粥食べる?」
畳の上に乗せてあるお粥を勧める勝美。
「……うん。その前に着替えないと……」
あたしはブレザーに手を掛けようとした……が
「………なんで着替えてるの?」
あたしは、勝美に目を向ける。
「お前……寝ちまったから、着替えさせてやった。」
笑顔で言う勝美。
………はあぁぁっ!?
嘘でしょ!?