ダサい恋人






「千歳かわいい。」


「……。」


今のあたしは勝美の肩にうずくまるしかない…。


熱……上がっちゃうよ…。

「千歳、粥食う?」


「あっ…うん。」


あたしが顔を上げた瞬間…


ちゅっ………



き、きすされた……。


勝美……スキンシップ多い…。


「か、つ……み……。」


肩を叩いたら、勝美が離してくれた…。


ぬはっと酸欠のあたしが口を開けた瞬間…再び勝美の唇が重なってさっきより深くなった。





絶対…熱治らない。



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