ダサい恋人


三野が口を開いた。

「秘事間はなんで男嫌いなの?」


「……逆に男好きな人いるの?」

「んまぁ地球は媚び売ってくる女でできてるからな。腐る程いるだろ。」


あ。 そっか。

さっき教わったばっかりだったね。


「お前は大変じゃね?わざわざ男を避けるために女にも気持ち悪いって思われるのって、悲しいだろ?」


「でも、それはお互い様じゃない?」


「まあな。でも男は一応なんとかなるんだよ。でも女は精神的に弱いだろ?」


「だって男嫌だもん。」

「なんで?」

それ……聞いてしまうのか…。


まぁ、過去の話だし、バレてしまったものはしょうがない。


「中学の時ね、…」


三野はあたしの話を真剣に聞いてくれている









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