ダサい恋人
指で、千歳ね茶髪でサラサラとしている髪を溶く。
それに反応したのか、千歳はゆっくりと目を開き、夢から目覚めたみたいだ。
「おはよ。」
笑って言ったら、千歳は頬を赤く染めて
「おはよ…//。」
ってニッコリ微笑んだ。
……可愛い。
なんでこいつは……可愛いんだ…?
千歳は…どんな男でも、その笑顔を見れば理性を破壊させる能力を持っているに違いない。
「さ、飯食お。」
俺はこれ以上このままだと、本能が暴れだすと思い、惜しみながら、自分で起き上がった。
「朝ご飯はあるの?」
「あぁ。」
まぁ…軽い飯だけどな。