ダサい恋人
カランカラン……
あ、お客さん来たみたい。
「いらっしゃいま……」
嘘だ……。
「あの…バイトしたいんすけど。」
まさかのメガネ君だった…。
「勝美…。」
「また厄介な奴が現われたな。」
はぁ…メガネを弁償する時は近いかもしれない…。
「へぇ…佐伯尚。」
只今面接中。
やっぱり佐伯尚だ。
「なぁ、お前のそのメガネ取れねぇかな?ダサくて客来ねぇよ。」
……んまぁ、ちょっとね。
メガネはあたしも止められたからね。