ダサい恋人



カランカラン……


あ、お客さん来たみたい。

「いらっしゃいま……」


嘘だ……。


「あの…バイトしたいんすけど。」


まさかのメガネ君だった…。


「勝美…。」


「また厄介な奴が現われたな。」


はぁ…メガネを弁償する時は近いかもしれない…。





「へぇ…佐伯尚。」

只今面接中。


やっぱり佐伯尚だ。


「なぁ、お前のそのメガネ取れねぇかな?ダサくて客来ねぇよ。」


……んまぁ、ちょっとね。

メガネはあたしも止められたからね。



< 281 / 444 >

この作品をシェア

pagetop