ダサい恋人



「うわっ!」

「きゃあ!」


あたしがバランスを崩してしまい引っ張った腕の持ち主と一緒に倒れてしまった。



「いった……」


なんか…あたし…床とぶつかる事が多い…。


「千歳!大丈夫か!」


あたしの上に倒れて、すぐに起き上がった人…


茶髪で整った顔



しかも…かなり見覚えのある人。


見覚えというか…いつも一緒にいる人…。


勝美だった…。



< 291 / 444 >

この作品をシェア

pagetop