ダサい恋人
勝美の肩に触れる。
……あたしが…男嫌いだったあたしが、このような状況を見たら…ショックで病院送りだろう…。
…あたしは…息を飲みながら…顔を近付ける。
「はやく。」
人の気も知らずに勝美が呟く。
わかってるよ!
でも、ドキドキしちゃうじゃん!
「い、いくよ?」
「ん。」
…………ちゅ…………
あたしは勝美に口付けをして、離れた。
勝美を目を開いた……がその顔は不機嫌。
「俺がこんなので足りると思ってんの?」
「あ、あたしはこんなので満足です。」
せっかく勇気だしたのに!