ダサい恋人



腹黒メガネ……


どうもアイツは気にくわねぇ。


俺と千歳だけのバイトに入り、しかも、会って早々千歳呼ばわり。



アイツは怪しい。


ただの嫉妬って言うのもあるが、疑いもある。



「千歳。」


バイト喫茶店の開店前、皿を洗っている千歳に話しかける。


「ん?どうした?」


「佐伯尚には近づくなよ。」


まぁ…それを前提に他の男にも近づく事も許さねぇけどな。



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