ダサい恋人
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喫茶店が開き、客が次々に入ってくる。
「千歳!お前まで客にナンパなんかされてんじゃねぇぞ!」
仲村さんが…千歳にキレた。
確かに…さっきから千歳は四人組の男グループに絡まれている。
俺も血管がぶちギレそうだったのだが、バイト中のため、耐えた。
のだが、仲村さんが何故言う?
それ、俺のセリフでしょ?
すると千歳が仲村さんの方を向いて、口を開いた。
「ナンパじゃありません!自己紹介をされて、お誘いをされているだけです!」
「「それをナンパっつうんだよ!馬鹿野郎!!」」
俺と仲村の声が交わり、キレ気味で千歳に言った。
……初めて意気投合した。