ダサい恋人



「尚ちゃん…!!お前何やってんのか分かってんの?」


バイト終了後、反省会が行われる。


もちろん、仲村さんはご立腹。



彼氏の俺だってんな事しねぇのに。


「…でも、対処したじゃないっすか。」


「尚ちゃん。んな事言ってねぇんだよ。こっちは客に来てもらって金取ってんだよ。」


仲村さん冷たい視線が佐伯に突き刺さる。


「まぁ、今回は千歳の事だったから良いけど。」


良いのかよ…!?


「次やったら、お前即クビね。」


にっこりと仲村さんが笑った。


「はい、すみませんでした。」


佐伯が反省し、仲村さんが「よし、これで終わり!」の一言で解散された。



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