ダサい恋人
「ほ、ホント?」
「千歳、俺のこと勝くんって呼んでた。」
「…///////」
やかんから沸騰したように、千歳からも湯気が出そうだ。
……ホントに可愛い。
「………最悪////」
「そう?俺は最高だったけどね。」
だってあんな千歳は多分…俺だけだろ?
積極的な千歳なんて…
ヤバかった。
千歳は相変わらずで、赤い顔を手で隠している。
俺は時計を見た。
……まだ9時か…
今日は土曜だったよな?
久々に千歳とどこかに出かけるか。