ダサい恋人



そういえば…千歳は制服のままだ。


一旦家に戻して着替えさせるか。



……ん? 待てよ?


良い事思いついたかも。


「千歳、俺、千歳をプロデュースしていい?」


俺の言葉に千歳は首を傾げる。


うん。良いかもしれない。

千歳の服を俺が選び、プロデュースする…



絶対に最高だ…。


「何をプロデュースするの?」


「千歳を、もっと可愛くプロデュースすんの。」


今日はなぜかさえている。


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