ダサい恋人



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梅雨が続いて、雨しか降らない空。



桜は散って、季節が変わるくらいに日は過ぎていった。


…千歳は、今何を考えているのだろうか…?



時は止まったままで、俺がこれまでどんな風に1日を過ごしたかも覚えていない。



千歳と喋れないまま日々が流れていくだけ。



何が俺達を引き裂いてしまったんだ…?


…誰かが俺達の間にいるのか?



教室は、俺の思いなんて知らずに明るい笑い声が聞こえる。



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