ダサい恋人
Last*love
裏側の決着
最近何のために生活していたかわからなかった。
だが、今日は久々に生きている実感がする。
千歳を苦しめた奴は俺が許さねぇ。
俺は資料室のドアを開けた。
俺は目を見開いた。
「……お前…」
俺が見ている奴が…
千歳を苦しめた奴?
コイツが…?
千歳を悲しめた奴……
「あ、三野君♪どうしたの?」
千歳が勉強を教えていた小山だった。
……まさかコイツだったなんて。
…コイツがあまり良い奴ではない事はわかっていた。
だけど、コイツだったなんて…
なんでもっと早く気付いてやれなかったんだよ…?