蒼い絆



ほらね……。



こんな人間なんだよ、コイツは。



自分の地位や世間体ばっか気にして、
都合のいい時に私でストレス発散して
都合が悪けりゃ私を他人扱いする。



最低な人間なんだ。



いや、人間以下だよ。



『わかりました。』



シュウの一言が静かなリビングに響く。



『でも僕は、いずれリサさんと一緒になろうと思っています。その時にまた、改めてご挨拶に伺います。』



えっ…!?



シュウ…今、何て…!?

















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