蒼い絆
あーでもない、こーでもないってな話を繰り返して、お互い笑ってる。
価値観?一緒なのかな、私たち。
なんか、波長が合う…。
初めてな感覚。
結局チャイムが鳴るまで話し続けた。
ホント、どれだけ自由な職場なのよ。
私も私だけど。
ルンルン気分で教室帰ったら、
今か今かとサオリが尻尾振って待っていた。
『リサ!』
おいおい、声でかいよ。
それでなくても教室入った瞬間
視線浴びてんのに。
あー、ヤダヤダ。
目立つのヤダ…。