蒼い絆



言いかけた言葉を



また飲み込んだ。



そして



その5日後。



更なる悲劇が私を襲う。








夕方、突然鳴り響いたあなたの着信音。



やっとの想いで通じたあなたの声。



あなたの口から



信じられない言葉を聞くまでは



胸に溜まった想いを



吐き出そうと決めていたのに。



学校からの帰り道だった。



あと2、3分で家に差し掛かる時の着信。





















< 236 / 340 >

この作品をシェア

pagetop