蒼い絆
『今は男いらない。ウザイ。』
この時私は、タメやイッコ上をバカにしてたんだ。
『もったいない。』
なんて、サオリはほざいてる。
ていうか、興味ない人と付き合ったって仕方ないじゃん。
続かないんだもん。
これってないものねだりかな?
でもヒトってそんな生き物でしょ!?
その日の夜、爽快なメロディーがメール受信したことを知らせる。
ラジオを聴いていた私は、携帯を見てウンザリ。
栗山センパイからだった。
“ずっと気になってた。俺と付き合ってくれないかな?”
いきなりすぎるだろ。
その時点でドン引きでしょ。