蒼い絆



始め、あなたとは文字だけの繋がりだった。



どんな表情で言ってくれているのかもわからないあなたに…。



私は次第に惹かれてた…。



逢いたいと思った…。



逢ったら…余計惹かれ始めてる…。



今、あなたにこうして触れていることが…何より嬉しいの…。



『リサ…。』



耳元で囁く声に答えるように、
私も抱きしめ返した。



身体が離れて、私たちは再び見つめ合う。



次第に近付く顔に戸惑いながら…。



優しく唇は重なった。



身体ごと支えられ、徐々にあなたは侵入してくる。
























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