What am I for you
WhatamIforyou
いつもの帰り道。
私はつい頭の中でこんなことを思ってしまった。
早く死にたい。
神様。私をつれていってください。
こうおもってしまうことの原因は、あたしの元親友のいじめからだった。
私の名前は、藤森こころ。
中学2年生。
これから話す話は、1年前の1年生のときの話になる。
中学生1年生の秋ごろ。
私はすっごく幸せだった。
優しい友達にもめぐまれ、かっこいい彼氏もいた。
全てが丸くおさまっていた。
そんな日々を塗り替えたのは、ちょうど11月が終わろうとしていたときだ。
私はバレー部なのだが、特にうまい。とかそんな目立った存在ではなかった。
その日は実力に伸び悩み、先生に相談しにいっていたため、
帰るのが少しおそくなっていた。
その時友達だった岸本あやを待たせているのを悪く思い、
走ってあやのところへ向かった。
この行動が後に私を地獄へ追い込んでいく。
あやがいる校門に息をきらしながら向かった。
そこには私の彼氏のひろきとあやがいた。
あやとひろきはもとから仲がよく、とても気が合うのは前から知っていた。
でも、今日はなんだか様子がおかしかった。
私は運がいいのか悪いのか人より聴覚がとてもよかった。
「私・・・。すきになっちゃったの。」
「オレも・・・。その・・・。気になってたんだ。」