君が教えてくれたこと
「梨音~!!」
奈々が慌てて私の元へ
やってきた。
「なにぃー?」
何かあるのか
奈々は何か言いたそうだ。
「あんね、橘のメアドいるよね?!」
メアド…?
欲しいに決まってんじゃん
「いるー」
「だよね!ゲットしたんだよ!!」
うそ!まじで?
「ちょーだいっ!!」
ホントに?
「はいっ!!」
奈々は嬉しそうに
橘のメアドを渡した。
「ありがとぉ!ホントに!」
めちゃくちゃ嬉しい!
奈々サイコー!!
私はすぐさま橘にメールを
打った。