君が教えてくれたこと

奈々Side





奈々Side




「あーもう!遅刻!」




奈々は急いでた。




待ち合わせ時間は
7:00。



今はなんと7:30!!



ホントバカだ。



せっかく梨音の
幸せな思い出作り
なのにーっ!!




「お母さん!なんで奈々のご飯作って
 くれなかったの?」




「お母さん忘れてたわ!」




あーもう!
この人ほんとにぃー




「もおいい!いってきます!」




「あっちょっとー…」




バタンー…



私は思いっきりドアを
閉めた。







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