ぼろぼろ家出ねこ
自分が

けがしてることなんか

わすれて

あたしはもう

驚くばかりだった―…


「ごめんな…」

「えっ?」

「きゅうに

こんなこといって―……

気にしなくていいから!」


うつむいちゃったあたし。

あたしも先生のこと

好きなのに

< 120 / 221 >

この作品をシェア

pagetop