ぼろぼろ家出ねこ
渡すと

「じゃ!」

急いで階段をかけ降りる姿が。

その姿にすかさず
顔が、心が反応する。

「ふふっ」

笑みがこぼれる。

一息ついて、
静まり返った部屋達をみる。

あの人…

昨日の女の人が
脳裏をよこぎる。

涼…と大学おなじなんだっけ。

「大丈夫かな…。」

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