ぼろぼろ家出ねこ
「とにかく
行ってくれればいいから。」
「ああ。超いい話ありがとな。」
「ん。じゃ。」
――――――――よし。
きっと涼は
あたしの方へ戻ってこない。
だから
その代わり―――……
・・・
あいつの心も身体も
ズタズタにして
涼にあたしをふった罪を
存分に味わらせてあげる…。
なにか
生ぬるい水のようなものが
頬をつたる。
雨かな。
なんだろう。
行ってくれればいいから。」
「ああ。超いい話ありがとな。」
「ん。じゃ。」
――――――――よし。
きっと涼は
あたしの方へ戻ってこない。
だから
その代わり―――……
・・・
あいつの心も身体も
ズタズタにして
涼にあたしをふった罪を
存分に味わらせてあげる…。
なにか
生ぬるい水のようなものが
頬をつたる。
雨かな。
なんだろう。